3.1億円を要望
中標津町は建て替えを進めている公住東中団地について、2023年度は2棟8戸の建設を計画している。社会資本整備総合交付金を活用する町営住宅整備2次要望に3億1300万円を積み上げた。
東17条北7丁目から東18条北10丁目に位置する同団地は、1976―84年度に50棟202戸が完成。老朽化が進んでいることから、20年度に現地建て替えに着工。20、21年度にそれぞれ2棟8戸が完成した。
当初は全て解体し、32棟128戸に再編する構想だったが、人口動態やほかの公住の維持管理などを考慮し計画を変更。全体で15棟64戸を解体し、10棟40戸を建設する。28年度までに建て替えを完了させて、ほかの団地の長寿命化に移る。
23年度の2棟はいずれもW造、平屋、4戸で、延べ258m²(2LDKと1LDKの各2戸)と、延べ287m²(2LDK4戸)の規模を想定。2次要望に工事費2億700万円、工事監理費600万円を挙げた。
25、27年度に2棟8戸ずつを施工し、施工の前年度に3棟12戸の解体と地質調査、実施設計を進める。28年度に外構を施し、事業を終える見通しだ。