開削で地下トンネル整備へ 創成川通都心アクセス道路

2023年02月13日 08時00分

最大掘削土量は130万m³

 札幌開建は、国道5号創成川通(都心アクセス道路)の地下トンネルを開削で整備する計画だ。創成トンネル北側から札樽道札幌北ICまで約4.8kmを地下トンネルで結ぶ事業。現時点の掘削土量は、最大130万m³を試算しているが、土量減量化へ縦断線形の検討を進めている。施工時、止水対策の不要箇所は親杭H鋼で土留めし、止水対策が必要な箇所はシートパイル工法やソイルセメント連続壁の採用を想定している。

 8日に開催した、5号創成川通土・水処理対策検討会(座長・五十嵐敏文旭川工業高等専門学校校長)の初会合で明らかになった。

 開削による地下トンネル整備は、創成トンネルの施工時も採用した。また、札樽道北ICから創成川通を結ぶダイレクトアクセスランプ橋(DA橋)基礎構造を、札樽道と並走する国道274号側が底版フーチングと鋼管ソイル管の構成、創成川通と並走する5号側がオープンケーソンで検討している。

 今回の有識者検討会は、施工に伴う掘削土や湧水への対応を、設計中の現段階で検討しようとするもの。事前調査で、地下水は全4カ所で基準値内だったが、土壌は自然由来の重金属等調査で、22試料中8試料がヒ素の土壌溶出量のみ基準を超過したため、対策が必要な土量や範囲を把握する追加調査の方針について審議した。

 その結果、事業区間を3分割し、ボーリングコアを用いた追加調査を実施することを決めた。北側の区間A・Bは、分析数を増やして対策対象土の分布状況と特徴を把握。南側の区間Cは、溶出量基準を超過した盆地状箇所の土層を確認する。DA橋付近も、掘削する橋梁下部フーチング部の分析を実施するとした。発注済みの道路設計で採取する試料を活用する。


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