ニセコ町は宮田地区で配水管など水道施設整備を計画している。2023年度は老朽管2873mの更新を予定。6月着工、11月完成を目指す。付帯も合わせた工事費は1億7000万円を見込む。
更新対象は道道峠宮田線、国道5号、町道宮田学校通線にまたがる4kmに埋設した配水管や送水管、導水管の一部。布設から40年以上が経過し、老朽化が進んでいる。
国営農地整備で更新を済ませた箇所を除き、23年度に口径50―75mmの塩ビ管から、配水用ポリエチレン管やダクタイル鋳鉄管に布設替えする。
24年度は配水管に接続する連絡管を2845mにわたり新設。事業を完了させたい考えだ。既存の連絡管は、一部が林地を通り維持管理に支障を来しているため使用を停止する。
実施設計は22年度に引谷設計事務所が進めた。
23年度の工事費は更新に1億1000万円、給水管への接続など付帯に6000万円をみている。24年度の新設には8000万円を試算する。