江差町が北の江の島拠点施設新築 道の駅指定目指す

2023年02月15日 16時17分

23年度にも設計着手

 江差町は、かもめ島周辺に「北の江の島」拠点施設を新築する。24時間利用可能なトイレなどを設け、道の駅への指定も目指している。早ければ2023年度に基本設計に着手する方針だ。

 町民の憩いの場や観光拠点として建てる。開陽丸青少年センターなどが立つ姥神町1の10を建設予定地とする。

開陽丸青少年センター。奥に見えるのが開陽丸

 1990年完成の同センターは海の駅として登録され、物販・飲食施設や観光情報総合案内所を設置。建物西側には開陽丸のレプリカがあり、その電気設備も配置している。

 新施設には子供が遊べる600m²程度の遊戯施設をはじめ、体験キッチンやふれあいゾーン、多目的スペースなどを設ける。子供連れで来たくなる施設とする考えだ。

 現在の物販・飲食コーナーや観光案内所機能は継続し、駐車場は90台分を設ける。

 町は、新施設の中核となる店舗の確保へ検討を重ねている。出店事業者と施設規模などを協議しながら建設に向け準備を進める方針で、基本設計などは店舗が決まってから発注する。

 23年度の基本設計を経て、24年度の実施設計と着工を見込む。26年度の供用開始を目指す。開陽丸青少年センターは解体する。

 町内には「日本一番小さい道の駅」とする道の駅江差もあるが、維持する考えだ。


関連キーワード: 桧山 観光 道の駅

ヘッドライン

ヘッドライン一覧 全て読むRSS

北海道建設新聞社新卒・キャリア記者採用募集バナー
  • 古垣建設
  • web企画
  • オノデラ

お知らせ

閲覧数ランキング(直近1ヶ月)

丸彦渡辺建設が31日付で清水建設の子会社に
2023年05月12日 (16,677)
上位50社、過去16年で最高額 22年度道内ゼネコ...
2023年05月11日 (8,418)
ラピダスの工場新築で関連企業から多数の問い合わせ
2023年05月25日 (6,552)
熊谷組JV、道新幹線トンネル工事で虚偽報告
2023年05月08日 (5,926)
砂川に複合型施設オープン シロの福永敬弘社長に聞く
2023年05月22日 (4,830)

連載・特集

英語ページスタート

construct-hokkaido

連載 おとなの養生訓 new

おとなの養生訓
第255回「内臓脂肪蓄積」。ポッコリお腹は悪性肥満、生活習慣の改善が必要です。

連載 ごみの錬金術師

ごみの錬金術師
廃ガラス製品を新たな姿に。道総研エネ環地研の稲野さんの研究を紹介。

連載 行政書士
池田玲菜の見た世界

行政書士池田玲菜の見た世界
第30回「職業的背景で変わる視点」。経営には慎重かつ大胆なバランスの良い判断が必要となります。

連載 本間純子
いつもの暮らし便

本間純子 いつもの暮らし便
第32回「確実に伝えたい色」。青と黄色は色覚に左右されにくい「伝える色」です。