需要充足で24年度に計画の4棟目新築を見送り
浜中町は2023年度、公住茶内団地現地建て替えの3棟目に取り組む。規模はW造、2階、延べ722m²。社会資本整備総合交付金の対象となる事業費は2億1360万円を試算する。24年度に計画していた4棟目の新築は見送る方針だ。
第2次公営住宅等長寿命化計画(18―27年度)に基づく事業。茶内団地全18棟85戸のうち、1967―72年度に建設した12棟48戸を4棟32戸に建て替える計画だった。20年度に日本技建が設計した。
22年度は同計画の中間年のため見直しを実施。3棟目の新築で茶内地区の住宅需要に応えられているという分析などから、4棟目を新築しない方向で調整している。
茶内若葉2丁目36に新築する3棟目は、各階に4戸を置く。1階の全室と2階の両角部屋が2LDK、残り2部屋を3LDKにする計画。交付金対象事業費のほかに、対象外の単独事業分が積み上がる見通しだ。
本体以外に、敷地内道路(延長50m、幅員4m)のアスファルト舗装に取り組むほか、張り芝1200m²などを実施する。