新基北橋架換など51件 2月末から2回公告
旭川市土木部は、20日に開会する第1回定例市議会に提出する2022年度補正予算案に、ゼロ市債として12億円の確保を要求する構えだ。老朽劣化した新基北橋の架け換えなど51件を早ければ2月末から2回に分けて公告し、3月中の入札を目指す。
早期発注による施工時期の平準化、建設業の経営見通し確保を図るため市は毎年、ゼロ市債・ゼロ国債を設定。22年度はゼロ国債の配分がなかったが、ゼロ市債12億円は21年度補正と同額の要求となる。
ゼロ市債51件の内訳は、土木A等級が3件、B等級が46件、C等級が2件の配分となっている。
ゼロ市債のうちA等級対象では、新基北橋(橋長9.5m、幅員4.7m)の架け換えを盛り込む。上部はプレテンPC桁、下部は逆T式橋台2基で構成し、上下部一体で発注する考えだ。このほか1番通線改良(延長200×幅員12.5m)など2件も予定する。
B等級は、永山1条3・4丁目間1号線改良(100×15m)、東光5・9条間7丁目1号線ほか改良その2(180×8―11m)、神楽岡11条7・9丁目間1号線改良(170×10m)など46件を発注予定。C等級は春光台4条7丁目2号線改良(60×6m)など2件が対象だ。
20日開会の第1回定例市議会に補正予算とともに上程し、決議後早期に公告。2月末と3月上旬の2回に分けて公告する。