延べ1100m²規模で新築 小樽市が観光船ターミナル設計へ

2023年03月10日 16時16分

 小樽市は小樽港第3号埠頭で計画する観光船ターミナル新築について、2023年度は地質調査と基本・実施設計を進める。2階建て、延べ1100m²の規模を想定。23年度予算案に事業費4000万円を計上している。

 にぎわい空間づくりを通じて小樽観光の新たな魅力を生み出す考えで、市は段階的に第3号埠頭と周辺の再開発を進める。

 観光船ターミナルは34号上屋(S造、平屋、延べ1024m²)を解体し、跡地に建てる。1階(650m²)に券売所や待合室など、2階(450m²)に多目的ホールと屋外展望スペースを設ける。構造は今後決める。

 総事業費は6億7000万円で、うち市負担は3億6000万円。基本・実施設計は高いデザイン性を求めてプロポーザル方式を採用する予定だ。地質調査は指名競争入札し、基本設計と実施設計の間の期間に取り組む見込み。ともに発注時期は決まっていない。

 34号上屋の解体は24年度早期を想定。観光船ターミナルは24年夏ごろに着工し、25年7月の完成を目指す。


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