花咲スポーツ公園の再整備基本計画策定へ
旭川市は、2023年度予算案で緑地公園費として前年度当初比11.5%減の19億7769万円を計上した。1定補正の繰り越しを含む執行ベースは14.5%減の19億8919万円で、花咲スポーツ公園陸上競技場トラック改修が完了したため減少に転じた。東光スポーツ公園でのランニングコース整備や忠和公園のアスレチック更新といった工事のほか、花咲スポーツ公園の再整備基本計画策定にも取り組む。
補正を除く緑地公園費のうち公園管理費が11億7180万円と大半を占める。建設関連では都市計画公園整備費が3億5850万円(13.2%増)、花咲スポーツ公園改修費が1億8150万円(57.8%減)、運動公園整備費が1億2825万円(24.3%減)、公園整備費が1350万円(68.8%増)、公園施設補修費が1300万円(59.4%減)などとなっている。
都市計画公園整備費では公園老朽化対策として2億8000万円を計上。忠和公園では親水施設の水上トリム水路上にあるアスレチックを更新するほか、34公園の遊具・外柵更新を実施する。
大成公園など2公園でトイレのバリアフリー化工事を施す。春光台公園では大型の木製アスレチックが老朽劣化で使用停止となっているため、新遊具整備に向けた実施設計にも着手する。
花咲スポーツ公園は、陸上競技場の擁壁・外柵改修、スタンド防水に1億3830万円を措置し、一部はゼロ市債で早期発注する。同公園は老朽化の進むスタルヒン球場、球技場やプールなどの施設があるため、今後の整備に向けた基本構想策定の委託料として3870万円も措置する。
運動公園整備費では東光スポーツ公園の中央広場整備やランニング用のウッドチップコースに1億2200万円を投じる。
公園施設整備費は常磐公園の千鳥ケ池取水設備更新、公園施設補修費では春光台公園管理棟屋根塗装に予算を充てる。
補正予算では野外コンサートで傷んだスタルヒン球場の芝張り替えに1150万円を措置した。