外構や公用車車庫建設も
小清水町は、現役場庁舎の解体などを4月上旬にも指名通知し、月内に入札する考えだ。解体後は、来庁者用の駐車場として整備する計画で、庁舎解体と外構、公用車車庫建設の3件に分けて発注する。概算工事費は合わせて3億8500万円。防災拠点型複合庁舎は5月8日の供用開始を目指している。
元町2丁目1の1にある役場庁舎と、元町2丁目2の11の旧中央公民館がいずれも完成から50年以上が経過し、耐震性も不十分なため防災拠点となる複合型庁舎として建て替えている。規模はRC造、延べ3942m²を想定し、平屋を基本として一部に2階と地下1階を設ける。
現庁舎はRC・プレハブ造、2階、延べ1399m²の規模。解体後に整備する来庁者用駐車場は、52台分と障害者用3台を想定する。外構は路盤まで実施し、2024年に舗装する。このほか、職員駐車場に入るための迂回道路や、災害時に給水所として利用するための広場の整備をする。
新設する公用車車庫はRC造、平屋で、14台分の格納を想定。さらに一部倉庫を設置する。舗装を除き、23年度に工事を終える予定だ。