2カ年で施工 本体工事費は9億9380万円を試算
北見市は公住高栄団地建て替えで、F団地3号棟新築の主体を4月にも公告する。主体、電気、衛生を5、6月にも一般競争入札する見込みだ。建具は4件に分けて指名競争入札を考えている。本体工事費は9億9380万円を試算し、2023、24年度の2カ年で施工を進める。24年秋ごろの完成を目指す。
高栄西町5、6、7、9丁目にある旧団地をA―Fの6団地に建て替える。これまでにA―E団地の工事が完了した。
F団地は3棟計84戸で計画し、高栄西町9丁目に新築する。22年度までに1、2号棟が完成。最終棟となる3号棟はRC造、4階、延べ約2502m²の規模で28戸が入る。間取りは1LDK14戸、2LDK8戸、3LDK6戸とする。
3号棟の実施設計は建築をアトリエブンク・エフ設計工房共同体、設備をそうごうシステムデザインがそれぞれ担当した。
23年度は現年度分と継続費を合わせ、事業費2億730万円を投入する。3号棟新築のほか、歩道改良・舗装を進める。
市の第2期総合計画第5次実施計画(23―25年度)では、高栄団地建て替え事業費として、24年度に7億9400万円、25年度に9350万円を見込んでいる。