校舎改修しサテライトオフィス機能など整備
音更町は、旧昭和小を改修したビジネス創出拠点「昭和商学校 Palette」を4月3日から供用開始する。コワーキングスペースやサテライトオフィスとして利用可能で、貸会議室も1室整備。町企画財政部の吉田浩人部長は「ビジネス交流の場として積極的に活用してほしい」と話した。
昭和商学校は、十勝川温泉やIC工業団地の中間地点である東和1線19に位置。RC造、2階、延べ1232m²の規模となっている。
サテライトオフィス機能を有した施設は町内で初めてだという。1階の旧普通教室を活用し、黒板などはそのまま残した。北側はタイルカーペットを敷いたフリーエリアとする。机を並べることで講演などに対応できる。
コワーキングスペースは、1階に個室を3室用意。開業記念として、9月29日まで無料で利用できる。2階には談話室と6月ごろに供用開始するシェアキッチンを整備した。
町は、市街地に近く自然を体感できることから、道外企業の利用に期待している。
改修は、主体を中谷建設工業、電気を大塚電設工事・光陽電気共同体、機械を仁木工業が担当した。(帯広)