24年7月中旬の供用開始を目指す
浜中町は、総合文化センター長寿命化改修を主体、機械、電気の3分割で5月連休明けにも指名する。5月に入札し、6月の定例町議会で承認され次第、着工する。工期は24年6月ごろまでを見込み、24年7月中旬の供用開始を目指す。総事業費は11億9859万4000円を試算している。
霧多布西3条1丁目47にある同施設は、RC造、2階、延べ3757m²の規模で1987年に完成。天井からの雨漏りがし、電気設備に及ぶと漏電の危険性があり、展示物を傷めてしまう恐れがある。
館内の設備は、ロビーの水銀灯が生産終了したことに加え、23年に既存エレベーターの保守サービスが終わる。設備保守点検などが困難になるため、27年度に予定していた改修を前倒す。
主体は躯体損傷部や天井などの改修、屋上防水、外壁タイル張り替えなどが中心。電気は受電設備、機械は給排水や空調、暖房設備、エレベーター、舞台吊り物などを計画する。
実施設計は22年度に日本工房が担当した。23年度予算に事業費6億1645万4000円を計上。継続費として、24年度に5億8214万円を見込んでいる。