農産物直売スペース230m²
ニセコ町が計画する道の駅ニセコビュープラザ再整備の基本設計が完了した。延べ約1000m²の規模で、農産物の直売スペースに約230m²を充てる。子ども向けのプレイスペースも設ける見通し。有利な補助事業を見つけ次第、実施設計に入る。
元町77の10にあるニセコビュープラザは1996年に完成。3200m²の敷地に直売棟とトイレ棟、情報プラザ棟を置く。いずれも平屋で、3棟合わせ延べ665m²の規模となっている。
老朽化や冬季に利用者が滞在・休憩できるスペースが限られるなど課題があるため、1棟に集約して建て替える。総事業費は約10億円をみている。
2021年度に北大大学院工学研究院が基本計画を策定。22年度はエスエーデザインオフィスで基本設計を進めた。
W一部S造の平屋とし、農産物直売のほか、概算で観光案内や土産品販売スペースに200m²、飲食テナントスペースに70m²、トイレに100m²、休憩スペースに80m²を配分。子どもが靴を脱いで遊べるよう50m²のプレイスペースを設け、遊具を置く想定だ。屋外にも来訪者がくつろげる広場を設ける。
財源の見通しが付けば、年度内に実施設計に取り掛かる可能性がある。本体の工期は1年を想定している。