音更町は、緑南中校舎改修の主体を5月末にも一般競争公告する。8カ年計画の1年目で、生徒用玄関のバリアフリー化などをする。入札後、仮契約を結び6月の定例町議会に上程する予定。夏休みが始まる7月の着工を目指している。
下士幌北2線東25に位置する緑南中の校舎は、S造、3階、延べ4314m²の規模で、1978年に完成。2021年度にまとめた教育施設等長寿命化計画を基に取り組みを進めている。
緑南中は8カ年かけて校舎全体を改修する。23年度は生徒用玄関や図書室、金工室、美術室などの特別教室が中心。現行の基準に合わせ、バリアフリー化などを進める。工期は9カ月を見込む。設計は創造設計舎が担当した。
23年度予算に長寿命化事業費2億2371万円を充当した。電気と機械は指名競争入札する予定。工期は建築と変わらないが、入札時期などは決まっていない。
緑南中の生徒数は減少傾向にあったが、ひびき野地区の宅地造成の影響で02年ごろから増加に転じた。