7月に入札
愛別町は、2023年度から5カ年で、簡易水道施設の更新に着手する。初弾工となる愛別浄水場の薬品貯蔵タンク更新は、7月に指名競争入札で発注する計画だ。5カ年の総事業費は3億4881万円を試算する。
町の簡易水道施設は、中央1132の5にある愛別浄水場と5カ所のポンプ場で構成し、主に自然流下方式で町内全域に配水。町の計画給水人口は3780人で、現在約1190世帯に供給している。
初弾工は7月に指名競争入札で発注し、愛別浄水場にある薬品貯蔵タンク全3基の更新に取り組む。工期は24年2月末までを見込み、23年度予算には7986万円を充てた。5月には、23―24年度施工分の実施設計を発注する。
24年度には、愛別浄水場の自家発電設備と協和ポンプ場の機械設備の更新を予定。25年度以降には、愛山ポンプ場と愛別浄水場の受変電設備の更新などを計画しており、5カ年の総事業費は、3億4881万円を見込む。
簡易水道施設は10年度から10年間をかけて更新事業に取り組み、金富ポンプ場と愛山送水ポンプ場のポンプ更新と、配水管1万929mの入れ替えが済んでいる。