1棟目は延べ3200m²
小樽市は2024年度にも市住塩谷B住宅現地建て替えの1棟目に着工する方針だ。RC造、5階、延べ3200m²、40戸程度の規模を構想し、25年度の完成を目指す。23年度は基本・実施設計をするほか、既存12棟60戸を解体して着工に備える。
塩谷地区市住再編の一環。築50年程度が経過するA―E住宅33棟488戸を7棟231戸に集約する。塩谷2丁目12にあるB住宅(CB造、2階、総延べ2808m²、1971―74年度完成)は建て替えて2棟54戸とする。
B住宅解体は5月中旬の指名、6月上旬の入札と着工を予定。24年2月中旬の完了を目指す。概算設計金額は5000万円以上1億円未満としている。直営で実施設計をした。
建て替え1棟目は24年度に着工し、敷地造成を含め2カ年で完成させる想定。基本・実施設計を25日に開札し、24年3月上旬までの業務期間で工事費などを詰める。残る1棟は30年度以降の着工を見込む。
B住宅以外では、C住宅の大部分を26―29年度に解体、建て替える見通しだ。E住宅は29年度にも解体するが、改築時期は未定。余剰地とするA、D住宅の解体時期や活用方法を含め、今後方向性を固める。