遊具や砂場整備
釧路町は公園施設の長寿命化事業に12億5733万2000円を試算している。都市公園45カ所のうち35カ所が対象。2032年度までの10カ年で遊具や砂場、転落防止柵などを順次整備する方針だ。長寿命化によって、年度当たり46万円のコスト縮減を図る。
策定した公園施設長寿命化計画(23―32年度)で示した。総合計画で定める快適で安全に暮らせるまちの実現に向け、適切な都市公園を維持管理する。中間年となる28年度に見直す予定だ。
内訳は街区公園30カ所、近隣公園2カ所、地区公園と風致公園、緑地が各1カ所。公園内の施設は園路広場や修景施設、遊戯施設など計1793カ所に上り、うち82カ所を整備対象とした。
耐久年数が長い素材を導入するほか、防さび塗装などによる延命化を図る。特に遊戯施設などは計画的な消耗品の交換や塗装、修繕に取り組み、劣化や損傷による事故を防ぐ考えだ。
23年度は若葉、豊美西、中央、雁来、むつみ、釧路町コミュニティーパーク、別保、睦緑地での長寿命化を計画。費用は1億8341万4000円を見積もる。
年度ごとの公園箇所数と事業費は次の通り。
▽24年度=11カ所、8860万円▽25年度=12カ所、5109万3000円▽26年度=9カ所、2億1597万円▽27年度=35カ所、1億9608万9000円▽28年度=35カ所、7704万円▽29年度=7カ所、6430万5000円▽30年度=21カ所、1億4412万2000円▽31年度=35カ所、1億7578万8000円▽32年度=9カ所、6091万1000円