6%減、301億円受注 協成建設工業が19億円で首位
後志管内土木3官庁の2022年度業者別工事受注実績が本紙集計でまとまった。前年度より9者少ない129者が6.3%減の301億9667万円を獲得。首位は協成建設工業で、12件、19億3506万円を積み上げた。
小樽開建、小樽建管、後志総合局農村発注分を対象に税抜きの落札結果を集計した。共同体は出資比率に応じて配分。21年度末発注のゼロ国債、ゼロ道債、翌債、年度末契約分は全額、多年度債は22年度支払い分をそれぞれ計上した。
協成建設工業は開建の5号仁木町仁木北改良ほか一を単独で落札し、建管の茅沼鉱山泊線防災安全B地方道切り土2工区を共同体メインで射止めた。
2位は吉本組。開建の古平漁港ほか1港東防波堤改良その他を単独、建管の茅沼鉱山泊線防災安全B地方道切り土を共同体メインで受注した。
3位は佐々木組で、建管の堀株川改修1工区などを落札した。上位20者は管内業者が占めた。
機関別の受注額は、開建が8.2%減の190億7032万円、建管が7.4%減の93億7786万円、総合局農村が31.9%増の17億4848万円だった。
地域別で見ると、管内業者は4者少ない71者が2.4%減の237億5423万5200円を獲得。受注額に占めるシェアは78.7%と3.2ポイント拡大した。
管外の道内業者は2者少ない44者が9.7%下回る45億8647万6388円を受注し、シェアが0.5ポイント縮小の15.2%だった。
道外業者は3者少ない14者。34.3%減の18億5596万7499円にとどまり、シェアは6.1%で2.7ポイント下降した。