北見市が相内小改修の設計を6月入札 義務教育校を新設へ

2023年05月16日 16時30分

 北見市は、相内小と相内中を統合して義務教育学校を新設する。相内小の校舎を活用し、2025年から2カ年で改修。基本・実施設計を6月上旬にも入札する見込みで、発注方式は検討中だ。相内中校舎は、解体を基本としながらも利活用の検討を進める。

改修する相内小校舎

 相内町287に位置する相内小は、校舎がRC造、2階、延べ2392m²の規模で1978年に建設。体育館はS造、平屋、延べ596m²の規模となっている。

 相内小中ともに児童・生徒数の減少が著しく、28年頃には半減する見通し。地域から義務教育学校を求める要望が出ていたため設置を計画した。

 市内の義務教育学校は20年4月に開校した市立おんねゆ学園があり、相内小中は2例目となる。児童・生徒が義務教育学校で9年間過ごすため、系統性を持たせた指導が可能となる。また小学校級の授業を各教科に特化した教員が教えることができるなど、授業の質的向上も図られる。

 基本・実施設計の業務期間は24年11月ごろまでとしている。27年4月の開校を予定しているが、前倒しの可能性もある。工事を3分割で発注するかなど、入札方法は検討を重ねている。


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