今年度内に基本構想を策定
様似町は交流促進施設アポイ山荘の大規模なリニューアルを検討している。老朽化のため長寿命化改修をするほか、客室増設でアポイ山麓エリアの利用者増につなげたい考え。2023年度は基本構想を策定する方針で、発注方式・時期は今後固める。
アポイ山麓の平宇479の7にあるアポイ山荘(RC一部S造、平屋一部2階、延べ2580m²)は1997年4月に完成した。1階は大浴場や露天風呂のほか、レストラン、エントランスホール、身障者対応の洋室と和室各1部屋を備える。2階に洋室11室と和室6室を置く。
築25年が経過し老朽化してきたため施設の全面的な改修を想定。ファミリー向けの客室しかなく、町内にビジネスホテルがない現状を踏まえて、シングルルームを設置して客室数を増やす方針だ。
基本構想で、施設の在り方や山麓エリアの訪問客増加に結びつくようなリニューアルの方向性を盛り込む考え。具体的な施工内容や事業費、着工時期は設計を通じて固める。