芦別市、総合庁舎の建て替え 基本設計を12月発注へ

2023年05月19日 17時27分

27年度着工、総事業費35億円を見込む

 芦別市は、総合庁舎建て替えの基本設計を12月に公募型プロポーザルで発注する。2025年度の実施設計、27年度から2カ年で建設を予定。29年度の供用開始を目指す。総事業費は35億円を見込む。

老朽化などにより建て替えを決めた庁舎

 現庁舎は、1969年に建設。規模はRC造、地下1地上3階塔屋2階、延べ5964m²となっている。老朽化に加えて耐震性に問題があることから19年度に建て替えの検討を始めたが、新型コロナウイルスの影響を受け20年に先送りを決断していた。

 建設地は、北1条東1丁目4。現庁舎西側にある、もとまち公園(4995m²)を3分の1程度に縮小し、公園内北側を庁舎用地とする。新庁舎の規模はRC造、3階、延べ4800―5100m²を想定。現庁舎は29年度以降に解体し、跡地を駐車場として整備する。

 6月12日まで「まちづくり懇談会」を計10会場で開催しており、住民に基本構想を説明。近く市民検討委員会を立ち上げ、基本計画素案を策定する。その後、住民説明会とパブリックコメントを実施して8月に基本計画を策定する。工事の発注方法などは今後決める。


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