小樽建管が余市の黒川線を拡幅 23年度は設計や地質調査

2023年05月22日 17時09分

安全な通学へ歩道新設

 小樽建管は余市町内の都市計画街路3・4・5黒川線を拡幅する。延長約1kmで、車道を広げるとともに歩道を新設する。事業初年度となる2023年度は道路設計や地質調査を予定。複数年かけて施工する構想で、28年度の事業完了を目指す。

 事業区間は大川町の5号交差点から黒川町の登余市停線との交差点までの1020mとする。現道は幅員5mの車道のみで歩道がなく、JR函館本線の踏切部分は幅3mと車が1台通れる程度。5号より海側にある大川小や旭中の児童、生徒が安全に通学できるよう拡幅するほか、後志自動車道余市ICへのアクセス強化を図る。

 車道を片側3mずつの6m、停車帯各1.5m、歩道各3m、植樹帯各1.5mの全幅18mとする計画。途中に小河川が流れていて、橋長約15mの橋梁設置も予定する。

 23年度は道路設計や橋梁設計、地質調査、用地測量に取り組み、24年度から用地取得の交渉に入る考え。着工時期は用地取得の状況を踏まえながら固める。

 総事業費は用地費を含めて18億円を試算する。


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