秩父別町は、秩父別小を増築して開設する義務教育学校の概要を固めた。増築部分はRC造、2階、延べ2060m²の規模で実施設計を作成中だ。2024年度から2カ年での建設、26年度の開校を予定している。
秩父別小と秩父別中を統合して義務教育学校を創設する。
秩父別町1536にある秩父別中(校舎=RC造、2階、延べ2976m²、屋体=S造、平屋、延べ1074m²)は、築後40年以上が経過。建物の老朽化と少子高齢化を考慮し、秩父別小校舎を増築した義務教育学校を新たに設ける。
建設地は、秩父別町1874の115にある秩父別小敷地内西側。増築部分とともに既存の校舎(RC造、2階、延べ3094・3m²)と屋体(S造、平屋、延べ724・4m²)を渡り廊下でつなぎ、義務教育学校とする。
増築部分には、既存校舎に不足している特別教室などを配置。24年度以降は、既存校舎で職員室の内部改修なども進める考えだ。実施設計は、柴滝建築設計事務所が担っている。