開発局の14年度補正、ゼロ国は札幌最多239億円-下旬以降工事情報

2015年02月04日 19時21分

 北海道開発局は4日、2014年度補正予算の概要を発表した。開建別で見ると、ゼロ国債は札幌の239億円が最多。これに旭川の130億円、釧路の117億円、網走の110億円が続く。追加補正は釧路32億円、札幌19億円などで、大半の執行は4月以降となる見通し。各開建が2月下旬以降に発注見通し(工事情報)を公表する。

 15年度予算の前倒しとなるゼロ国債は923億円を措置。道路は、着工凍結が解除された道縦貫自動車道士別剣淵―名寄間に10億円を充て、本線建設を進める。このほか、道横断道の陸別―北見間に46億円、浦幌―釧路間に20億円、40号音威子府バイパスに29億円、道横断自動車道釧路ICに接続する38・44号釧路外環状道路に20億円などを措置。供用が近い高規格幹線道路の区間を抱える網走、釧路、旭川などで積極的に予算が積み上げられた。

 治水は全体の6割に当たる87億円を札幌に配分した。港湾は国際バルク戦略港湾の関連施設整備が本格化する釧路港に20億円、苫小牧港に11億円を確保した。

 農業は区画の大規模化を進める国営農地再編整備を中心に配分。妹背牛地区10億円、南長沼地区16億円、美唄茶志内地区11億円、富良野盆地地区に23億円、上士別地区12億円など、札幌と旭川で事業量が多い。水産基盤は、ウトロ漁港に13億円を充てる網走が22億円で最も多い。

 追加補正は、道路の改築が道横断道浦幌―釧路間3億円、函館江差道5億円、5号忍路防災4億円、日高道7億円のほか、各地の防災対策として22億円を確保した。治水は石狩川に14億円を措置。水産基盤は落石、羅臼、ウトロの各漁港に4億―5億円を充てる。


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