三ッ輪運輸が釧路港西港の穀物サイロを増設-”バルク港整備”などで

2015年02月09日 19時21分

 三ッ輪運輸(釧路市錦町5丁目3、栗林定正社長)は、釧路港西港の穀物サイロ増設の設計施工(主体、設備一括)をJFEエンジニアリングに依頼した。3月に着工し、2016年3月下旬の供用を目指す。投資額は約20億円。6日に現地で地鎮祭を行い、工事の無事完成を祈願した。

 釧路市西港2丁目102の8にある同社所有の西港2号サイロは現在、52基、貯蔵量約11万2000㌧の規模。仕入れ先の飼料工場から粉砕した飼料のニーズが高まっていたが、既存サイロには粉砕機がないため、隣接地にある粉砕機を備えた倉庫にダンプなどで運搬していた。

 ニーズの高まりや運搬コストの削減、釧路港の国際バルク港整備を踏まえ、増設を決めた。新たにサイロ14基(直径7・5m、高さ36m)と粉砕機をそれぞれ設置。西港2号サイロの貯蔵量は1万㌧程度増える見通しだ。


関連キーワード: 建築 農林水産

ヘッドライン

ヘッドライン一覧 全て読むRSS

e-kensinプラス入会のご案内
  • オノデラ
  • 日本仮設
  • 北海道水替事業協同組合

お知らせ

閲覧数ランキング(直近1ヶ月)

藻岩高敷地に新設校 27年春開校へ
2022年02月21日 (2,971)
おとなの養生訓 第245回 「乳糖不耐症」 原因を...
2023年01月11日 (1,355)
おとなの養生訓 第43回「食事と入浴」 「風呂」が...
2014年04月11日 (1,308)
函館―青森間、車で2時間半 津軽海峡トンネル構想
2021年01月13日 (1,252)
アルファコート、北見駅前にホテル新築 「JRイン」...
2024年04月16日 (879)

連載・特集

英語ページスタート

construct-hokkaido

連載 おとなの養生訓

おとなの養生訓
第258回「体温上昇と発熱」。病気による発熱と熱中症のうつ熱の見分けは困難。医師の判断を仰ぎましょう。

連載 本間純子
いつもの暮らし便

本間純子 いつもの暮らし便
第34回「1日2470個のご飯粒」。食品ロスについて考えてみましょう。

連載 行政書士
池田玲菜の見た世界

行政書士池田玲菜の見た世界
第32回「読解力と認知特性」。特性に合った方法で伝えれば、コミュニケーション環境が飛躍的に向上するかもしれません。