平取町の国保病院改築は40床に縮小し設計外注へ大詰め

2015年03月02日 19時27分

 平取町は、国保病院改築の基本・実施設計発注に向けた調整を庁内で進めている。2014年7月に検討委員会がまとめた基本方針に基づき、改築規模は2階建て、延べ4000m²程度を想定。現行71ある病床数は、人口減の傾向を踏まえ40にとどめる。建設地が確定すれば発注作業に入る。

 町関係者らで構成する検討委員会がまとめた基本方針では、本町地区内での建て替え、病床数50―70、施設規模を延べ3500―4970m²とし、総事業費には10億―15億円を試算していた。

 町は、15年度予算案に国保病院改築基本・実施設計費6660万円を計上。基本方針を踏まえた最終調整の段階で、建設地を固め、規模や構造、延べ面積などを詰めている。

 今のところ、構造はRC造になる見込みだが、構造の一部に補助額が大きいW造を採用することも視野に入れている。

 建設地の決定後、基本設計の発注手続きに移る。建設地によっては用地補償が必要になるため、その場合は着工時期が16年度以降にずれ込む可能性もある。


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