三笠市が火葬場新設を7月にも指名へ-16年秋供用目指す

2015年03月25日 19時22分

 三笠市は火葬場新設を主体、電気、管に3分割して7月に在来型で指名する考えだ。関連事業の水道管布設は4月下旬、市道ヌッパ1号線道路改良を5月下旬にそれぞれ指名。道路改良を含めた事業費は約7億9200万円で、2015年度は約4億円を充てる。16年秋の供用開始を目指す。

 柏町909の1に建てる新たな火葬場はRC造、平屋一部2階、延べ1033m²の規模。火葬炉2基と動物用火葬炉1基を備える。

 排水整備のための水道管は1300万円を投じて、口径20㍉の管を530m布設する。市道ヌッパ1号線には7900万円を充て、火葬場につながる350mを幅員5mから7・5mに拡幅し、安全確保のため2・5mの歩道を新設する。

 両工事の進み具合を見て、火葬場の新設に取り掛かる。主体には敷地造成や駐車場整備も含む。駐車場は大型バス4台、乗用車15台程度の広さとする。

 基本・実施設計は久米設計が担当。待合室2室や授乳スペース、オストメイト対応のトイレなどを配置し、使いやすい施設とした。


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