東日本高速道路道支社は1日、2015年度の事業計画を公表した。高速道路新設・維持などの事業費は前年度比12%増の615億円。札樽道朝里IC―銭函IC間で高架橋の大野橋床版取り換え詳細設計を盛り込み、老朽施設の更新計画に道内で初めて取り組む。
新設・改築の建設事業費は17%増の233億円。道横断道に225億円を配分し、余市―小樽間でトンネル7本や橋梁12本の工事を継続する。道縦貫道には8億円を措置し、砂川SAスマートIC設置などを継続し、年度内の完成を目指す。
営業路線の維持・修繕には10.3%増の376億円を計上。大規模更新に7000万円、大規模修繕に1億5000万円を充て、道央道の北郷高架橋剥落防止や札幌市―奈井江町間で舗装補修10万m²などを施す。
休憩所・給油所の建設・管理は6億円を投じて、砂川SAガソリンスタンドの地下タンク更新などをする。