住宅資材販売のキムラが27日発表した2015年3月期連結決算は、売上高が前期比3.4%減の274億5100万円、経常利益が11.1%減の14億5300万円で減収減益となった。消費税増税によって住宅着工数が減少したことが影響した。今期(16年3月期)は、ホームセンター「ジョイフルエーケー」の主要3店を大幅改装する。
営業利益は11.9%減の14億6100万円、純利益は11.7%減の6億4600万円だった。
今期は、売上高が2.7%増の281億8000万円、経常利益が3.2%増の15億円と増収増益を見込む。ジョイフルエーケーの屯田店と大曲店、帯広店で売り場を大幅改装するほか、中小の工務店を対象としたモデル住宅「Skog(スコーグ)のいえ」の提案営業を強化し、住宅市場の活性化につなげる。
また、建築足場レンタル需要のある旭川市内に「リース事業部旭川営業所」の名称で拠点を出す。リース事業部の営業所開設は石狩市と恵庭市に次いで3カ所目となる。当面は数人体制で営業活動に当たる。