アルファコート(札幌市中央区南1条西7丁目1の3、川村裕二社長)は、岩見沢市の一般競争入札で落札した岩見沢能力開発支援センター跡地に、商業施設の建設を構想している。2015年度内に予定する道路新設後、店舗建設に取り掛かる考え。店舗、道路とも施工業者はこれから決める。
国道12号に面する同跡地は岩見沢市1条東15丁目4の2ほか5筆。面積は約1万8500m²で、宅地約1万6500m²、雑種地約2000m²の内訳。用途は工業地域で、建ぺい率は60%、容積は200%。4月28日の入札で落札し、6月の第2回定例議会で承認を経て取得となる。
同敷地は市道2条線の延長も担う。同路線から国道12号に出るための曲がり角は急で事故が多い。市は敷地の一部を市道にして曲がり角を解消しようと落札条件に市道整備を盛り込んでいた。延長は約80mで幅員は車道9m、歩道両側3m。設計はコウブン設計が担当した。
同敷地は12年の岩見沢能力開発支援センター解体後、雪捨場として使用されてきた。市は新たな消防署の建設候補地としていたが、別の土地に決まったため売却を決めた。