北海道開発局は15日、整備を進めている高規格幹線道路と地域高規格道路のうち、函館新外環状道路など4区間27㌔の開通見通しを公表した。これまで2016年度としていた38・44号釧路外環状道路釧路東IC―別保IC間(6・9㌔)は、2年先送りして18年度の開通を目指すとした。
今回新たに公表したのは、19年度開通予定の深川・留萌自動車道留萌大和田IC―仮称・留萌IC、44号根室道路の仮称・温根沼IC―仮称・根室IC、337号道央圏連絡道路千歳市―長沼町、20年度に開通予定の278号函館新外環状道路赤川IC―函館空港IC。深川留萌道は19年度の開通で全線が開通する。
高規格幹線道路と地域高規格道路の開通見通しは次の通り。
◇15年度▽道横断道白糠IC―阿寒IC(14km)▽道横断道訓子府IC―北見西IC(12km)▽38・44号釧路外環状道路釧路西IC―釧路東IC(9・9km)▽272号釧路中標津道路釧路町内(1・2km)▽337号道央圏連絡道路当別町川下―札幌市北区あいの里(5・3km)
◇16年度▽道横断道陸別町小利別―訓子府IC(16km)▽旭川紋別道丸瀬布IC―仮称・瀬戸瀬IC(11・2km)
◇17年度▽日高道日高門別IC―仮称・厚賀IC(14・2km)
◇18年度▽40号音威子府バイパス仮称・音威子府IC―仮称・中川IC(19km)▽38・44号釧路外環状道路釧路東IC―釧路別保IC(6・9km)▽272号釧路中標津道路釧路町上別保―標茶町阿歴内(6・6km)
◇19年度▽函館江差道北斗茂辺地IC―仮称・木古内IC(16km)▽深川留萌道留萌大和田IC―仮称・留萌IC(4・1km)▽44号根室道路仮称・温根沼IC―仮称・根室IC(7・1km)▽337号道央圏連絡道路千歳市―長沼町(8・2km)
◇20年度▽278号函館新外環状道路赤川IC―函館空港IC(7・6km)