札幌市の「ウェルピアひかりの」、人口5000人超す-残り88区画

2015年06月02日 19時23分

 札幌市都市局が区画整理を進める東雁来第2地区で、人口増加が続いている。事業開始当初の1996年度は農地が主体で人口も約450人にすぎなかったが、約20年が経過した2015年4月時点では11・5倍の5172人にまで増大。同局は事業完了を予定する17年度末までに、残り88区画を新規分譲する計画だ。

 同地区のエリアは210・8haに及ぶ。一帯は地盤が軟弱だったため、載荷盛り土で対応。造成を終えた区画は宅地用や商業用として分譲し、新たに生まれ変わりつつあるまち一帯を「ウェルピアひかりの」と名付けた。総事業費は480億円を試算している。

 14年度末までに供給した土地は296区画。このうち、248区画が売却契約済み。ハウスメーカーに貸し付け済みで、今後売却が見込まれるものを合わせると272区画に上る。

 宅地用、商業・工業用への割り振りなどを今後順次詰めていくため流動的要素はあるが、東雁来の13条2丁目と9条4丁目を中心とした宅地用88区画を、15年度中に47区画、16、17年度で41区画を新たに分譲することにしている。

 同局によると、共同住宅の居住者や地権者がハウスメーカーに売却した区画も含め、ウェルピアひかりのの人口は既に5000人を突破。直近5年間は、前年度比で500人以上の増加を続けている。担当者は「30代半ばの、小さい子どもを持つ若い夫婦が多い印象」と話す。

 これを裏付けるように、近隣の札苗北小や札苗緑小では増築の動きが進んでいる。札苗緑小は15年度に増築が完了。札苗北小については、6月下旬に主体などが公告となる見通しだ。

 一方、未就学児童との同居を入居条件とする子育て支援住宅の東雁来団地新築計画も進展。施工中の2号棟40戸は15年10月ごろ、16年度発注を見込む3号棟40戸は17年10月ごろの完成を見込む。宅地分譲計画と合わせて、地域の人口増加はしばらく続きそうだ。


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