米不動産投資顧問会社が札幌の商業施設「ノルベサ」を取得

2015年06月24日 19時25分

 米国の不動産投資顧問会社、ラサールインベストメントマネージメントインクは23日、同社が組成した特別目的会社を通じて、札幌市中央区の商業施設「nORBESA(ノルベサ)」を取得した。ラサール社の日本法人、ラサール不動産投資顧問(本社・東京)が明らかにした。

 2006年4月、札幌市中央区南3条西5丁目1の1に完成したノルベサはSRC造、地下1地上7階、延べ2万1564m²の都市型商業施設。娯楽施設やアニメ・ゲーム関連の施設、飲食・物販店舗が入るほか、札幌市内を見渡すことができる観覧車「nORIA(ノリア)」が屋上に備わる特徴的な建物となっている。施工は清水建設が担当した。

 土地(3491m²)、建物の一括取得で、①商業立地としての希少性②文化の発信拠点としての独自性③インバウンド需要の成長性―を高く評価した。ラサール社は「日本で培ってきた商業施設の運用ノウハウを生かし、より一層ノルベサの資産価値を向上させていきたい」とのコメントを出した。


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