札幌市中央体育館の改築規模は基本設計で1.9万㎡-16年度着工へ

2015年08月12日 19時11分

 民間施行の北4東6周辺地区第1種市街地再開発事業で一体的に整備される、札幌市中央体育館改築事業の概要が分かった。基本設計段階の規模は体育館棟と駐車場棟合わせて延べ約1万9140m²で、総事業費に約100億円を試算。再開発事業の1期工事として2016年度に着工する計画だ。

 中央区大通東5丁目にある現体育館は、建設から50年近くが経過。耐震性能が低い上、各種競技大会が大規模化していることなどもあって開催が難しくなっているため、北4東6周辺地区内に移転新築することにした。

 現在の機能を継承しつつ、大規模大会開催やプロスポーツ大会開催を可能とする規模として、道立の北海きたえーると区体育館の中間をイメージ。体育館棟が延べ約1万4300m²、東側に隣接し、エネルギーセンターを内包する駐車場棟が延べ約6600m²で。いずれもRC造、3階とする。

 駐車場棟は1―2階の2層分、延べ4840m²に約100台分を確保。3階には同再開発エリアや周辺地区に熱供給するエネルギーセンターが入る予定。

 敷地面積は体育館棟が約1万300m²、駐車場棟が約3400m²。市が発注した体育館棟の基本設計は、北海道日建設計で進めた。

 1階には柔道室、剣道室、弓道場、相撲室、ボクシング室、トレーニング室、備蓄倉庫などを配置。2階にはバスケットボールコート3面が設置可能なアリーナや、アーチェリー場を設ける。観客席は2階に可動1000席と3階に固定1500席の計2500席を確保。3階には観客席上部の廊下を利用したランニングコースを整備する。

 今秋にも設立する再開発組合が実施設計を発注、16年度に中央体育館含む北西街区を1期工事として着工。市は18年度の完成後に体育館棟と駐車場棟の駐車場部分を取得し、同年度中の開館を目指す。

 市はこのほど可決した15年度肉付け補正予算で、同再開発組合への負担金として用地取得費約13億円を措置している。


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