医療法人社団ピエタ会(石狩市花川北3条3丁目13、森川満理事長)は、法人所在地にある石狩病院の移転新築を計画している。新病院は3階建て、延べ約7400―7600m²の規模で構想する。同法人では、2015年内にも着工し、16年10月の完成、同11月の開設を目指すとしている。
建設地は、独立行政法人都市再生機構(UR都市機構)が、医療施設などの活用を条件に、売却を図っていた石狩市花川北3条3丁目6の1の花川中央団地A街区で、同法人がこのほど落札した。
敷地は1万5011m²の広さで、RC造、5階建ての建物4棟が残る。花川中央団地の再生事業により生み出された敷地の一部で、周辺には商業施設や戸建て住宅などが立地している。
同法人では来週から既存建物の解体に着手し、12月中旬ごろをめどに完了させ、本体工事に入る見通し。現病院の跡地活用については、今後検討を進める。