日本郵政グループの日本郵便は、WTO対象の新道央郵便処理施設(仮称)新築を鹿島・岩田地崎建設共同体に決めた。落札金額は129億1680万円だった。
7月に一般競争入札した案件で、1日付の官報に告示した。計画によると、施設はPCaPC造、5階、延べ6万5500m²の規模で構想する。設計は山下設計が担当した。
建設地は道央自動車道札幌ICに近い、札幌市東区東雁来町146の1ほかの土地区画整理事業地内で、敷地面積5万1000m²。工期は2017年4月10日までを設定している。
日本郵便では、高速道路のインターチェンジ付近に新たな地域区分郵便局を設置する方針を打ち出しており、全国各地で施設整備を図る。郵便物や宅配便を一元的に処理し、短い時間で目的地に運び届けられるようにする。