札幌市が品質管理システム「サッポロQMS」取得に助成制度

2015年09月02日 19時10分

 札幌市建設局は、札幌市内の中小建設業者向けに創設されたローカルスタンダードの品質管理システム「サッポロQMS」の取得に対する助成制度を新たに創設した。取得費用約50万円の半額を補助するもので、地元企業の品質管理能力向上を支援する。

 サッポロQMSは、中小建設業者が認証を取得・維持しやすい独自の品質管理システムに対するニーズの高まりを受け、市が建設業者や建設コンサルタントに応援を打診。2003年にNPO法人サッポロQMS(白尾宣彦理事長)が発足し、04年度に事業を開始した。

 しかし、個別業者の経営状況などを理由に認証取得数は08年度の66社をピークに減少傾向をたどり、15年度は8月末現在で49社に落ち込みを見せている。

 同局は取得企業の増加を図ろうと、14年度に舗装B等級向けの中規模工事で、QMSまたはISO9001の認証取得を参加要件とする工事1件を試行。この成績が良好だったことから、15年度は対象工事を土木B等級6件、舗装B等級2件の計8件に拡大し、試行を継続している。

 これらの取り組みが功を奏し、15年度はQMS事務局に8社から申請が来ている状況。担当者は「近年ない数」と話している。

 同局がQMS認証取得者の過去の工事成績をISO認証取得者と比較したところ、点数には遜色なく、どちらも取得していない企業とは約2点の開きがあった。市の優秀施工業者表彰でも、QMS取得者から毎年受賞者が出ている。

 同局では、品確法の趣旨や検証結果を踏まえ、「取得意欲が高まれば、優れた品質管理能力を有する地元企業が増え、結果的に良質な施工の好循環につながる」とし、認証取得の初期費用補助を決めた。

 申請手続きには、QMSとの契約書の写しなどが必要。近く同局のホームページで要項を公表する。


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