札幌・中島公園近くの旧ヤマハセンターが解体へ-跡地に注目

2015年09月10日 19時25分

 ヤマハ(本社・浜松)は、札幌市中央区南10条西1丁目にある旧ヤマハセンターを解体し、更地にする。敷地面積は延べ約6700m²。跡地の取り扱いについては、「どのように検討するかも含め、何も決まっていない」(本社広報)としている。

 地下鉄南北線中島公園駅などに近く、豊水通沿いの旧ヤマハセンターは1975年に開設。登記簿によると、敷地は延べ6689m²の広さ。用途地域は建ぺい率80%、容積率400%の商業地域で、60m高度地区となっている。

 ヤマハは事業効率化などを図るため、2013年に北海道(札幌)など4つの事業所を閉鎖し、東京と大阪に営業拠点を集約。ことし7月には、同センター内のヤマハミュージック札幌店が、中央区北4条西6丁目の六花亭札幌本店ビル内に移転し、旧センターは全館閉館となっていた。

 旧センターの近隣には、サンケイビル(本社・東京)らが補強、建て替えの両面から将来の整備の在り方を模索している札幌パークホテルもあることから、今後の動向が注目される。

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