道総務部は2015年度7月末の公共事業執行状況をまとめた。肉付け補正後の予算額2774億1400万円に対し、58.7%に当たる1627億5700万円を執行。前年度同期に比べて執行額は18.7%、執行率は4.3ポイントそれぞれ下回った。8月以降の残事業費は1146億5700万円となっている。
第2回定例道議会で可決された肉付け補正予算249億9100万円を追加。これにより補助が2242億6200万円、単独531億5200万円となった。主な事業では、道路に82億4200万、河川に19億6400万円、農業農村整備に6億400万円を追加した。
事業別の執行率を見ると、ダムが91.4%で最も高く、道営住宅89.5%、沿岸漁場88.2%と続く。農業農村整備は7割に達した。
予算規模が704億9600万円で最大の道路は、18.7%減の342億100万円を消化。執行率は48.5%で2.6ポイント下回っている。
7月末の公共事業執行状況は次の通り。(①予算額②執行額、カッコ内は執行率)
◇普通会計▽河川①237億3700万円②105億1200万円(44.3%)▽ダム①97億8400万円②89億4300万円(91.4%)▽砂防①119億5000万円②61億3900万円(51.4%)▽治山①87億5300万円②59億7600万円(68.3%)▽海岸①64億1000万円②31億8600万円(49.7%)▽道路①704億9600万円②342億100万円(48.5%)▽街路①92億8700万円②57億5100万円(61.9%)▽漁港①148億3300万円②90億4600万円(61%)▽沿岸漁場①56億5400万円②49億8500万円(88.2%)▽空港①9億9000万円②3億7000万円(37.4%)
▽林道①12億9400万円②11億2500万円(86.9%)▽農業農村①485億9500万円②356億8900万円(73.4%)▽住宅①1億9300万円②1億4200万円(73.6%)▽公園①8億9000万円②4億7300万円(53.1%)▽文教施設①124億6500万円②45億5900万円(36.6%)▽厚生労働①113億1200万円②43億8800万円(38.8%)▽災害復旧①40億9900万円②24億5400万円(59.9%)▽道営住宅①71億2300万円②63億7200万円(89.5%)▽その他①199億2600万円②114億9600万円(57.7%)
◇その他の会計▽公共下水道①6億5300万円②1億7600万円(27%)▽流域下水道①11億5900万円②10億900万円(87.1%)▽道立病院①78億1100万円②57億6500万円(73.8%)