美唄市は25日、ホワイトデータセンター(WDC)構想の実現に向け、10月2日に道立総合研究機構と研究協力に関する協定調印式を開くと発表した。同日、美唄市内の美唄ハイテクセンターと空知団地を会場に、実証施設の公開や事業概要・成果などを紹介する現地視察会も行う。
WDC構想には、雪屋媚山商店、共同通信デジタル、テコラス、環境技術センター、ズコーシャ、室蘭工大、美唄市が参加。除排雪を集めて貯蔵した雪山による高効率熱供給システムの共同研究を進めている。
2014年7月に新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の再生可能エネルギー熱利用技術開発事業の委託先として選定された。
市では、WDC立地に向け、それぞれの組織の強みを生かしながら連携協力を図り、雪冷熱エネルギーといった地域資源や情報、人材などを効果的に活用するとしている。