札幌市が中央区役所改築へ-移転も視野に16-17年度に基本計画

2015年10月16日 19時22分

 札幌市は、老朽化が進む中央区役所を改築する方針を固めた。建設場所の選定を含め2016―17年度で庁舎整備基本計画を策定する。着工は早くとも20年度となる見通し。

 中央区南3条西11丁目にある現庁舎は1972年の建設で、規模がSRC造、13階、延べ1万3550m²。1―3階部分が区役所、4階から上がUR都市機構の所有する住宅となっている。敷地面積は約4000m²と狭く、駐車場も30台分ほどしかないため、駐車待ちの列が途切れない状態だ。

 以前は耐震補強の計画もあったが、事務スペースとして確保できる面積が減り区役所としての機能を維持することが困難になることから、改築を決断した。

 現地改築の場合はUR住宅を含む既存建物を解体してから新築することになるが、その際は仮設庁舎が必要。移転改築の場合は、新たな敷地を確保しなければならない。市民まちづくり局区政課の担当者によれば「今のところ五分五分」とのことで、「まずは16年度中に現地改築か移転改築を判断した上で、概要をまとめたい」と話している。

 移転先としては中央区北1条西12丁目にあるさっぽろ芸術文化の館が18年度の閉館を控えていることから、候補地の一つと目される。ただ、市のMICE総合戦略に沿って大規模コンベンション施設の検討エリアに位置付けられているほか、仮称・札幌博物館の建設候補地でもあるなど、他事業との調整が必要。

 基本計画策定後は最短で18年度の基本設計、19年度の実施設計を経て20年度の着工が見込まれる。


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