札幌ドーム、19年度までの保全費は32億円-16年度は音響など更新

2015年11月12日 19時20分

 札幌市スポーツ部は2019年度までに約32億円を投入し、札幌ドームの保全を進める方針だ。16年度はアリーナ音響設備や配管などを更新する予定で、事業費には8億円程度を見込んでいる。予算を確保できれば、16年4月にも一般競争で公告したい考えだ。

 同部が策定した札幌ドームの保全計画では、14―23年度の10年間を事業期間と位置付け、この間の事業費を75億円程度と試算。15年度はエアコン設備やITV設備(監視カメラ)の更新などで6億8300万円を投入している。

 札幌ドームは日本ハムファイターズやコンサドーレ札幌の本拠地となっているほか、イベント実施により年間稼働率は約70%となっている。そのため、保全工事はできるだけドームを休止せずに進める考え。設備類が中心になるため、日々の点検を通じて優先度を判断しながら、耐用年数に合わせて年度をずらしながら段階的に保全を図る。

 16年度実施のアリーナ音響設備は老朽化し、アンプなど故障が見られる状況。音響設備はスポーツの試合やイベントでも使用するため、整備を先行する。このほか、暖房や空調を制御する中央監視装置や、蒸気配管を複数年に分けて部分更新していく。

 17年度以降は、サッカーで使用するホバリングステージの制御装置更新や照明のLED化が控えているため、投入額が膨らむ見込み。施工年度は詰めていないものの、ホバリング設備関係は19年度のラグビーワールドカップ開催に備え、17、18年度のいずれかで更新したい考え。また、この際はドームを数カ月間休止する必要があるとみている。

 16年度のアリーナ音響設備更新は、年度明け早々に公告し、6月ごろ着工、ドーム使用時を避けながら年度末までの完了を目指す。


関連キーワード: スポーツ

ヘッドライン

ヘッドライン一覧 全て読むRSS

航空写真や建設予定地の位置情報などを重ねて表示できる地図ベースの情報サービスです。
  • web企画
  • イイファス
  • 北海道水替事業協同組合

お知らせ

閲覧数ランキング(直近1ヶ月)

コストコ 石狩湾新港に道内2店目を検討
2019年12月12日 (3,034)
五輪マラソンコース整備で9.4kmにオーバーレイ
2020年01月05日 (2,008)
仏アクサ 札幌・ヤマハセンター跡地に高級ホテル
2020年01月23日 (1,827)
ススキノラフィラ 20年5月に閉店 新ビルに建て替えへ
2019年10月18日 (1,694)
札幌北5西1・西2再開発を日本設計に実務委託
2019年12月27日 (1,647)

連載・特集

連載 おとなの養生訓 new

おとなの養生訓
第176回は「刺身を引く」。研ぎ澄ま された包丁で一気に引くと身が潰れず うまさが引き出されます。

連載 深掘り new

深掘り
地域発展には欠かせない、新技術と それを発展させたビジネスの創出。 〝勝ち〟にこだわる経営者らの発想や アイデアを紹介します。

連載 サハリン・スケッチ

重大NEWS2019 令和元年を振り返る
稚内市サハリン事務所の三谷将所長に、四半期ごとの定期連載で現地の様子を伝えてもらいます。