札幌市が16年度開通目指すこばやし峠整備に工事費23億円投入

2015年12月16日 19時20分

 札幌市建設局は、2016年度中の開通を目指す主要道道西野真駒内清田線こばやし峠の盤渓北ノ沢トンネルを含む道路整備で、最終年度に工事費約23億円を投じる考えだ。11件の工事が集中するため、3件を15年度中に前倒し発注し、効率的に進ちょくを図る。まずは路盤改良1㌔と換気設備新設の2件を24日(開札1月14日)、坑口開削部道路新設を年明け1月6日(同19日)にそれぞれ一般競争公告。16年度に残る土木3件と設備系5件を発注する予定となっている。

 前倒し分についてはこのほど、4定補正で6億4800万円を限度額設定した。土木2件はいずれもA1等級が対象。1件はトンネル内の路盤改良約1㌔、もう1件はトンネル坑口から道道と交差する北ノ沢山手線までの道路新設200mと、北の沢側の坑口に設置した延長が140mあるボックスカルバートの覆土。換気設備は、坑内に400m間隔で設置するジェットファン3基で、工場製作を経て夏ごろに据え付ける。

 16年度の発注工事は、土木がトンネル内の舗装1600m、南区側坑口の切り替え部分に新設した北ノ沢二股橋前後の道路改良500m、中央区盤渓側坑口付近の現道切り替え約100mの3件。設備系が非常用防災設備などに伴う電気や機械合わせて5件を予定している。

 盤渓北ノ沢トンネルは道幅が狭い上に急勾配や急カーブが続く現道を避けるため、山側へルートを切り替える一環で新設するもの。延長1612m、幅員10m、内空断面71m²で、トンネル前後の橋梁整備などを含む全体整備延長は約2800m、トンネル以外の幅員は13mとなる。

 総事業費は約100億円で、うち総工費が約80億円。トンネル本体は14年11月にNATM工法で貫通した。

 15年度は工事費約20億円を投じ、路盤改良や設備管路、中央区盤渓側の上盤渓橋、設備棟などの工事を進めている。

 前倒し分を除いた16年度の工事費は約17億円。土木は16年度早々の発注を目指している。


関連キーワード: トンネル 道路

ヘッドライン

ヘッドライン一覧 全て読むRSS

  • 古垣建設
  • web企画
  • オノデラ

お知らせ

閲覧数ランキング(直近1ヶ月)

4町で新設方針も 十勝管内で道の駅整備機運高まる
2022年11月10日 (4,245)
羽生結弦選手プロに
2022年07月21日 (4,226)
22年度上半期ゼネコン道内受注高ランキング 首位は...
2022年11月09日 (3,594)
おとなの養生訓 第43回「食事と入浴」 「風呂」が...
2014年04月11日 (2,548)
日ハムBP起工式 大林組・岩田地崎JV竹中所長の思...
2020年04月14日 (2,530)

連載・特集

英語ページスタート

construct-hokkaido

連載 行政書士 new
池田玲菜の見た世界

行政書士池田玲菜の見た世界
第26回「ヒューマンエラー対処法」職場全体で予防する環境を構築することが多様な人材の活躍につながります。

連載 旧双葉幼稚園
建築から1世紀

旧双葉幼稚園建築から1世紀
旧双葉幼稚園園舎が完成から100年を迎えた。園舎の歩みと次の1世紀に向けた取り組みに迫る。

連載 おとなの養生訓

おとなの養生訓
第243回「感染拡大」。ワクチン効力低下も原因です。若い世代への接種督励を。

連載 本間純子
いつもの暮らし便

本間純子 いつもの暮らし便
第26回「暖炉とマントルピース」。コミュニケーションを円滑にする仕掛けが潜んでいそうです。