札幌市建設局が2016年度予算で発注する土木部所管の発注件数は、前年度並みの360件となる見通しだ。このうち土木工種が約270件、舗装が約80件、塗装などその他が約10件という内訳。総合評価方式は6割増の約70件を執行する見込み。拡大する一括審査型では、4―6月に23件を公告する。
360件のうち、4定のゼロ市債30件と1定のゼロ市債13件は、15年度中に発注を終える。
総合評価方式は、一括審査Ⅰ型が舗装A対象のオーバーレイ8件、道路区画線塗装が12件、同Ⅱ型が舗装B5件、土木B10件の計35件を予定している。同方式は総合評価方式の改正に伴い対象を拡大。現行の区画線塗装と舗装Aのオーバーレイに、土木Bの生活道路と舗装Bのオーバーレイを追加した。道路区画線塗装は開札済み。
このほか、実績評価Ⅰ型は土木A1と舗装Aで計13件、同Ⅱ型は土木A2と舗装Aで計7件、人材育成型は土木A2、土木B、舗装Aで計6件、地域貢献型は土木Bを中心に9件という内訳になっている。