札幌市は23日、4月1日付で発令する係長職以上の異動を内示した。異動規模は特別職1人、局長職20人、部長職111人、課長職318人、係長職820人の計1270人で、前年度に比べ144人多い。局長職では都市局長に大場里樹建築部長が就任。まちづくり政策局都市計画担当局長には佐藤達也市民まちづくり局総合交通計画部長を起用する。区長は中央、東、厚別、清田の4区で交代。厚別区長は平木浩昭財政局財政部長、清田区長は高橋彰水道局給水部長がそれぞれ昇任する。
今回の異動は、まちづくり政策局、スポーツ局、経済観光局などを新設し、まちづくり戦略ビジョン・アクションプラン2015に掲げた重要施策を推進する人事配置とした。冬季五輪・パラリンピック招致や、子育て支援施策の推進で組織の充実強化を図った。
特別職は水道事業管理者に岸光右市長政策室長を起用。局長職は新設のまちづくり政策局長に、浦田洋市民まちづくり局都市計画担当局長を充てる。冬季五輪・パラリンピック招致を目指し観光文化局から分離・昇格するスポーツ局長には、石川敏也観光文化局スポーツ担当局長が異動。経済観光局長には小西正雄観光文化局長、下水道河川局長に高松康広中央区長が就任。区長は中央区長に木内二朗財政局契約管理担当局長、東区長に木下淳嗣保健福祉局障がい保健福祉担当局長が異動する。
部長職ではまちづくり政策局の政策企画部プロジェクト担当部長に村瀬利英市民まちづくり局都市計画部都市計画課長、都市計画部長に八柳寿修建設局土木部維持担当部長、総合交通計画部長に山形文孝市民まちづくり局総合交通計画部路面電車担当部長、新幹線推進室長に田中斉白石区市民部総務企画課長が就く。
財政局は財政部長に小角武嗣市民まちづくり局地域振興部市民自治推進室長、工事管理室長に前川寿清建設局土木部道路工事担当部長を充てる。
建設局は総務部長に元木朗市長政策室改革推進部長、土木部道路工事担当部長に伊藤隆道下水道河川部河川事業課長、土木部道路維持担当部長に渡辺和俊清田区土木部長が就任。環境局から建設局に統合するみどりの推進部みどりの管理担当部長には東山一弘みどりの管理課長を起用する。
建設局から分離して単独局となる下水道河川局は、総務部計画・河川担当部長に浪岡俊史建設局総務部部長職が異動。総務部部長職・日本下水道事業団派遣に大平英人下水道計画課長、下水道施設部処理担当部長に鈴木隆佳水道局総務部部長職を充てる。
都市局は建築部長に大島佳之建築指導部建築安全担当部長が異動し、後任には小島孝仁建築指導部管理課長を充てる。建築指導部長には高鶴学建築保全課長が就く。
経済観光局の観光・MICE推進部長には森有史観光文化局観光コンベンション部観光企画課長が昇任。環境局の円山動物園長には加藤修市長政策室広報部広報課長を充てる。交通局は高速電車部技術担当部長に小林哲也財政局管財部工事管理室技術管理課建築設備検査担当課長を起用。水道局は給水部長に阪庄司浄水担当部長が異動。給水部浄水担当部長には菅原伸二白石区土木部長が就任する。
区土木部は白石、清田の2区で交代。白石区土木部長には伊藤禎則豊平区土木部維持管理課長、清田区土木部長には田坂隆建設局土木部雪対策室計画課長が就任する。