江別・野幌駅南口広場整備が始動-5月下旬に初弾工公告

2016年04月06日 19時17分

 江別市は、野幌駅南口広場整備の初弾工となるロードヒーティング設備室設置を、5月下旬にも条件付き一般競争で公告する。2016年度はこのほか、7月に条件付き一般競争でロードヒーティング施設整備と東西グリーンモール新設、9月に指名競争で歩道整備を発注する予定で、工事費には合わせて2億円強を充てる計画となっている。

 市は野幌駅周辺を都心地区と位置付け、利便性の高い街並みの形成や駅周辺の活性化を目指す、江別の顔づくり事業を推進している。JR函館本線の高架化に合わせて、道路新設・拡幅による環状道路形成や、土地区画整理による駅前広場整備などを展開。14年度までに北口広場整備が完了した。

 南口広場整備は3789m²の面積で、駅前ロータリーにバス、タクシー、一般車両、福祉車両の乗降所とタクシー待機所などを新設。駅東西を結ぶ遊歩道となる東西グリーンモールや既存道路の切り替えなどを含め、総事業費に6億円程度を見込んでいる。

 16年度は、駅前歩道部のロードヒーティング整備を進めるほか、東西グリーンモールを西側に100m延伸して道道白樺通に接続する。東西グリーンモールの東側延伸は、18年度以降に着工する予定だ。

 17年度は、駅前ロータリー部の路盤・舗装などに約3億円、事業最終年の18年度は駅前の透水性平板ブロック舗装や屋外駐輪場造成などに約1億円を充てる見込み。

 このほか駅前整備に並行して進める野幌駅南通2工区と旭通の整備については、17―19年度の着手を目指している。


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