夕張市は15日、石炭博物館模擬坑道改修を公告した。設計施工一括のデザインビルド方式を採用。総合評価方式の一般競争入札で6月10日午前10時に開札する。期間は2017年2月28日までとしている。
高松7の同施設にある模擬坑道180mの鋼枠補強や展示機器、歩行路の改修などを行う。工事の予算額は2億5154万4000円(税込み)。
入札参加資格は、鉱業法に基づく石炭鉱山において坑内作業の実績があり、道内に本社、本店、支店、営業所を有する単体か共同企業体。業種や構成員数は問わない。入札の参加申請書は26日が締め切り。持参のみ受け付ける。
技術提案の評価項目として、設計方針では、鋼枠・補強材の設置方法や進入雨水の処理計画、見学通路の改善計画、改修後の見学通路の利便性などを評価のポイントとする。
施工方針の評価のポイントは、仮囲いや重機の設置、現場事務所の配置、坑道内作業の安全管理体制、作業全体の作業手順などとする。
20日には、現地調査を実施する。希望者は事前に申し込みが必要となる。