当別町は、仮称・当別町道の駅を主体、電気、外構各1件と機械2件の5分割で発注する。主体には一般競争入札、その他には指名競争を採用する方針で、早ければ6月に公告・指名し、月末にも開札する。工事費には約9億円を見込む。24日開会の臨時町議会で、本体の工事請負費など5億8907万3000円の追加補正予算案が可決された。8月ごろに着工し、2017年8月の竣工を目指す。
規模は平屋、RC一部W造、延べ1280m²。道の駅本体のほかW造、平屋、延べ170m²の直売所やイベントスペース、野外調理スペース、体験農園などを整備する。設計はドーコンが担当した。
本体には太陽光パネルや地中熱ヒートポンプを導入するため、機械は2件に分ける。建設地は当別太774の1で、敷地面積は駐車場を含めて約2万4000m²。町、当別町商工会、北石狩農業協同組合などで共同出資する第3セクターが、指定管理者として運営に当たる見通しだ。
24日に可決された補正予算案には、関連の工事請負費5億7328万円、工事監理費1243万8000円、備品購入費335万5000円を計上。また、17年度分の工事費と工事監理費として、債務負担行為の限度額3億3155万9000円を設定した。7月開会予定の臨時町議会で議会承認し、8月中に着工する。
道の駅整備に関しては、敷地造成に向けた1次載荷盛り土費用をことし2月に補正し、16年度当初では2次載荷盛り土費用を確保。いずれも宮永建設が落札していた。