広尾町が耐震性不足の豊似小建て替えを計画-7月にも設計外注

2016年06月16日 19時21分

 広尾町は、耐震性不足が課題となる豊似小の建て替えを計画している。7月にも基本・実施設計を指名競争で入札する。年度内に終了し、2017―18年度での施工を目指す。

 紋別18線にある同小は1962年に建設。CB造、平屋、1439m²。16年5月時点で40人の児童が通学している。

 98年に実施した耐震診断で基準値を下回ったことから建て替えを含む抜本的な対策案が浮上していた。

 現在町内にある小学校は同小と広尾小の2校。町内では教育施設の統廃合が進み、06年から14年にかけて3校が広尾小と統合した。同校についても広尾小への統合を検討したが、低学年の児童の通学などを考慮して建て替えに決めた。

 09年に耐震補強した屋体を生かしながら同敷地内にRC造、2階、約2000m²での建設を検討している。

 14日に開会した第2回定例会で設計費2787万円を計上した。


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