剣淵町が道央道にパーキングエリア新設を計画-将来はスマートICも

2016年07月06日 19時15分

 剣淵町は、仮称・剣淵パーキングエリア(PA)の新設と道の駅「絵本の里けんぶち」のハイウェイオアシス化を計画している。国土交通省の支援を受けながら早期実現を目指し、将来的にはスマートICも整備したい考え。今後、旭川開建や東日本高速道路といった関係機関と協議を進め、事業内容を詰めていく。

 国交省は2015年、高速道路の休憩施設を活用した観光振興や地域活性化のため、地方自治体から取り組み案を募集。6月に剣淵町、深川市を含む全国23市町村の提案に対して支援をしていくことを決めた。

 町の提案では、道の駅東側を走る道央自動車道にPAを上下線それぞれに新設。既存の道の駅駐車場南側に高速道路利用者専用の駐車場を設置し、PAと道路で接続する。PAの新設用地は東日本高速道路が確保しているが、今後の協議次第では場所が変更となる可能性もある。

 道の駅は国道40号沿いに位置し、レストランや農産物の直売所、子どもの遊び場などを備え、6100m²の駐車場を有している。外国人観光客の増加により年々利用者数は増加し、13年度には利用者は年間52万人を超えた。

 町は、今回の提案実現により高速道路利用者の取り込みを狙うとともに、道の駅拡張も視野に入れている。


関連キーワード: 土木

ヘッドライン

ヘッドライン一覧 全て読むRSS

e-kensinプラス入会のご案内
  • 日本仮設
  • 北海道水替事業協同組合
  • web企画

お知らせ

閲覧数ランキング(直近1ヶ月)

藻岩高敷地に新設校 27年春開校へ
2022年02月21日 (2,969)
おとなの養生訓 第245回 「乳糖不耐症」 原因を...
2023年01月11日 (1,353)
おとなの養生訓 第43回「食事と入浴」 「風呂」が...
2014年04月11日 (1,315)
函館―青森間、車で2時間半 津軽海峡トンネル構想
2021年01月13日 (1,226)
おとなの養生訓 第126回「なぜ吐くのか」 空腹時...
2017年12月22日 (815)

連載・特集

英語ページスタート

construct-hokkaido

連載 おとなの養生訓

おとなの養生訓
第258回「体温上昇と発熱」。病気による発熱と熱中症のうつ熱の見分けは困難。医師の判断を仰ぎましょう。

連載 本間純子
いつもの暮らし便

本間純子 いつもの暮らし便
第34回「1日2470個のご飯粒」。食品ロスについて考えてみましょう。

連載 行政書士
池田玲菜の見た世界

行政書士池田玲菜の見た世界
第32回「読解力と認知特性」。特性に合った方法で伝えれば、コミュニケーション環境が飛躍的に向上するかもしれません。